利便性の良い都心の築48年の木造アパートを、クリエーター向けのワークスペースにリノベーションしたプロジェクト。
建物は道路幅員の狭い木造住宅が密集しているエリアにあり、建て替えを検討したものの前面道路幅員により新しく建築できるための敷地面積が狭くなることや、工事コストの懸念から、既存の建物を活かしながら収益が 見込める物件へ仕立てるための、事業の検討を行いました。
アパートとして貸し出していた2部屋は、そのままの形で独立した区画としてキッチンやトイレなどの最低限の水回りを設置し、店舗・ワークスペースとして利用することに。 オーナー家族がアパート４部屋を5ＬＤＫの住まいとして改装し利用していた区画は、壁の位置などを極力残し、キッチンやトイレなどを共用とする4区画の完全個室のワークスペースとしてプランニングを行いました。
弊社では、事業企画、プランニング、事業収支の策定、プロジェクトマネジメントを行い、今後は、利用者の募集の他オーナー運営のサポート業務を行っていく予定です。
1階にはオーナー自らが運営するカフェ・店舗が入り、建物利用者と地域の方をつなぐコミュニティーの場となることを目指しています。

Category

空きアパート/リノベーション/コンバージョン

Role

企画・設計/プロジェクトマネジメント/リーシング/運営管理

Place

東京都新宿区四谷

Use

アトリエ/ワークスペース/サロン・店舗

Structure・Scale

木造

Client

個人オーナー

PJ Member

インテリア施工：PUNTO Ｅ RINEA
共用部改修施工：㈱コンドウ工務店